製造メーカーT社 様
製品加工用3Dデータ自動作成システムにより、製品加工用3Dデータを短時間で出力することが可能に!
製品加工用3Dデータ作成時のミス軽減も実現。
SOLIDWORKSによる自動設計導入の経緯と実施内容
T社様製品は、基本仕様の種類が少数であるものの、大きさやオプション等の組み合わせバリエーションが膨大である。
製品加工用の3Dデータを仕様毎に作成する必要があり、これに多くの手間と時間が発生するという課題が生じていた。
実施内容としては、自動設計システムの仕組みを利用して「製品加工用3Dデータ自動作成システム(以下、自動設計システムという)」を開発、導入した。基本仕様毎にマスターモデル(10種類)を準備し、システム運用開始時より利用できるようにした。
導入した自動設計システムの特徴
- 仕様を入力して、実行ボタンを押すことで、仕様に応じた製品加工用3Dデータを自動出力
- SOLIDWORKSと同じ環境・同じ操作GUIで利用可能
(SOLIDWORKSのアドインツール) - ユーザによるマスターモデル、自動設計ルールの追加、編集が可能
- 加工用3Dデータ作成のための専用機能を搭載(加工情報の設定・出力)
自動設計システムの効果
自動設計システムの導入により、膨大な数の仕様に対応した製品加工用3Dデータを短時間で出力できるようになった。また、製品加工用3Dデータ作成時のミスの削減を実現した。
主な2つの効果
- 3Dデータ出力の時間短縮
- 3Dデータ作成時のミス軽減
お客様の声
従来、担当者に3DCADの操作教育を受講させて、長時間、製品加工用3Dデータの作成に従事させる必要がありました。本システムを導入することで、3DCADに習熟していない担当者でも、製品加工用3Dデータを簡単に素早く出力できるようになりました。また、人手作業で発生していた3Dデータ作成時のミスを削減する効果を得ることができました。